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いのちのわかち合い

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いのちのわかち合い      英 隆一朗(前教会助言者、イエズス会司祭)

現在社会では、自死をはじめ、心の病、ひきこもり、DVなどいのちを妨害しているものが多々あります。また人と人のつながりが切れてしまい、無縁社会が訪れました。いのちを脅かすものが多々あり、さらに大震災の体験から、大自然の脅威と原発の恐ろしさを体験しました。私たちがどのような「いのち」を生きていくのか、もう一度問いなおしたいと思います。

また、個人で、まずこの3つの問いに取り組んでみてください。

1)自分のまわり・社会でどのように「いのち」が脅かされていると感じるでしょうか。 どんなことに一番心が痛むでしょうか。

2)逆に、「いのち」の輝き、力強さを感じるのはどんなときでしょうか。どのような中 に真の「いのち」を見いだしているでしょうか。

3)現代社会の中で、どのようにして「いのち」を大切にしたいと願っているでしょうか。 CLCのメンバーとして、「いのち」を守り、育んでいくために必要なことは何でしょうか。

まだ自分の中でもまとまっていないですが、「いのち」について思っていることをいくつか、わかち合っておきます。

・私たちの「いのち」はただ単にこの世の生物的生命だけを意味していない。本当のいのちは神から来るものであり、「永遠のいのち」につながっていくものだ。そのため、「私は復活であり、いのちである」(ヨハネ11,25)というイエスの姿を見つめ、イエスからこそ真のいのちをいただけることを自覚している必要がある。そして、生きたイエスと親しみを深め、彼からいのちの水を汲むことが、「いのち」を生きる基本である。

・「いのち」の「い」は「息(いき」」が語源であろう。また「いのち」の「ち」は「血(ち)」を意味しているのだろう。つまり、「いのち」の源は、息と血から来ている。これをキリスト教的に解釈するならば、息は聖霊であり、血はイエスの流されたおん血である。神の霊とイエスの血に生かされてこそ、私たちは真の「いのち」を生きることができる。

・「いのち」は単独に存在するわけではない。いつも他のいのちとのつながりの中で、いのちは生きている。「人が独りでいるのは良くない」(創2,18)は今も真実である。とすると、現代日本社会を覆っている「無縁社会」はつながりを否定している悪の働きである。「いのち」を傷つけているこの孤独や孤立を有り様を見つめる必要があるだろう。だからこそ、いのちは「つながり」なのである。それゆえ、今の日本社会の中に「有縁社会」を作っていくことこそ、「いのち」の本来の姿を回復する道であろう。それは、CLCにとっては、コミュニティづくりということになる。

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以下は個人のわかち合いです。

  • 妻の死における私のグリーフワークの歩み   T.Y  こちらから
  • いのちよりたいせつなもの          I.T こちらから
  • 心臓への祈り                I.S こちらから

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