隆さんからのメールと写真です。
田島さんからのライブ?報告と照らし合わせると、とてもよくわかると思います。
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二日目からのレポートをおくります。二日目のテーマは、CLCJの歩みの振り返りでした。450年の歴史を編集されたビデオで確認し、30年くらい前に世界CLCの会長だったトビー・ザキア氏が、コングレ(CLCは第二バチカン公会議の前には、コングレガシオン・マリアーナ:聖母会)という名称で活動していた)からCLCに変わった後の歩みについて、自分の振り返りを分かち合ってくれました。私が初めて世界総会に出たのは1982年のアメリカのプロビデンスで開催された総会です。その時トビーは会長でした。「世界が一つのコミュニティーに向かって歩む」かどうかの識別を、プロビデンスの一つ前の79年のローマ総会で行ったのですが、かなりの数の反対票も投じられ、識別の「時」が来ていないと判断して、3年後のプロビデンスで票が投じられたのでした。その結果は4票(数は正確ではないかもしれない)の棄権を除いて、すべてが賛成で、世界のCLCはそれまでの連盟モデルからコミュニティモデルへと変わってきたのでした。トビーに30年ぶりに会って、その時日本の一票を賛成に投じたことを鮮明に思い出しました。
 トビーの話の後は、やり残したフランス語圏のCLCの一か国3分の自国紹介です。英ちゃんと印象を分かち合ったのですが、どの国も同じように歩みを進めていることが感じられました。午後は世界CLCのExCo(エクスコと発音、執行委員会で、日本の「要」に相当)のこの5年間の報告でした。一つ一つはよく覚えていませんが、まぁ、よくやってくれた、という感じでしょうか。
 イグナチオの日のミサは、残念ながらコルベンバッハ師は来ることができずに、少し残念でした。もう90歳を超えているはずです。英ちゃっは最終誓願式をコルベンバッハ師の司式で宣立したので、ぜひ会ってお礼を言いたかったと言っていました。ミサが終わって夕食はなんと8時からです。一日終わると、もうへとへとで、体調管理のために毎晩早く休んでいました。

三日目は、信徒の使徒職団体(Lay Apostolic Body:LAB)の現状というテーマで、午前中は主に会計報告が行われました。
 午後は、ExCoとフランスとスペインから提案されているGP,GNの改正について、説明と質疑応答が行われました。ここでは採決はせずに、そのことを考える時間を取ろうということです。要点は、ExCoからの提案は教会法上の表現の変更からくる語句の訂正が中心です。フランスは世界のCLCの中で最もメンバーの数が多い国です。そこで、総会に出席できる代表の数を増やすことができるようにという提案が中心です。現行のルールではかCLCの規模が大きくても小さくても、一律各国3名です。スペインの提案は、CLCの会員について、より明確な基準を設けようとするものです。私自身は、ExCoの提案の変更は仕方ないとして、フランスの提案もスペインの提案もあまり賛成できません。
 続いてExCoのメンバーで執行委員の一人であるクリス・ミアレフ氏がこの5年間の歩みに基づいたLABについての整理を話してくれました。よくまとめてくれたと思いますが、所詮過去のことで、新しい気づきや将来の方向性へのヒントは見つけられませんでした。
7時からはミサ。北アメリカの地域が担当でした。このミサで、シリアのための献金が呼び掛けられ、250ドルくらいが集まりました。
 そして、8時に夕食。もうへとへとなのに、その晩は地域ごとの集会でした。アジア・オセアニアは、日本のほかに、韓国、台湾、香港、フィリピン、ベトナム、インドネシア、スリランカ、オーストラリアの参加です。気づいたかもしれませんが、今回インドが来ていないのです。インドCLCの中で、何か難しい問題が表面化して、代表を送り出す状況にはないと判断したのだそうですが、インドはアジアのモデルだったので、とても残念です。アジア・オセアニアの会合では、自己紹介の後に、8月6日の日に担当することになっているミサのことを話しました。ジェリーが「その日は広島の原爆の日で、平和のために祈ることにして、英ちゃんンが説教を担当するのがいいと思うがどうか」と提案し、承認されました。主司式はスリランカのEAのポールが担当です。宣教師ではなくスリランカン人のイエズス会士です。この会合が終わったのが10時半。一日中日本語ではない言葉で真剣な会議をこなして、ヘロヘロです。

四日目です。テーマは「LABについての自己理解を深める」。朝食の後の祈りでは、さまざまな国のCLCの活動をまとめたビデオを見て、使徒職の現状を確認しました。9時半からの午前のセッションは、まず、次のExCoの選挙にノミネートされている人たちの紹介がありました。顔と名前とを一致させることが狙いです。続いて、LABのアイデンティティについてで、コンゴ民主共和国、ウルグアイ、ポルトガルが、自国の活動を分かち合ってくれました。そのあとExCoのメンバーの一人、フランクリン・イバニエス氏がLABについての理解を深めるために、4つの段階を提示して説明してくれました。フランクリンのプレゼンテーションは、とても良いものでした。今回それまでのいろいろな話の中で、ダントツで光っていました。フランクリンはローマに住んで、CLCの専従で事務局長をしていて、妻も子供も一緒に生活しています。今回も子連れ夫婦で総会に参加しています。フランクリンのような青年がつぎの世代の世界CLCを担っていくと思うと、希望を感じます。内容は改めて紹介します。
 午後は、フランクリンの話を受けて、4つのテーマで3つの言語別に小グループで分かち合いが行われました。 1.日常生活の中に見出すミッション 2.事業体を通してのミッション 3.世界CLCのニードを探す 4.イエズス会や他の団との協力 の4つでした。私は4に出て、日本の黙想の家での協働について話し、日本では協力がうまくいっていることを分かち合ったのですが、問題のある国もあるようでした。続いて、ローマのイエズス会の本部で、協働のために働いているインド出身でルークの先生だったトニー・デシルバ師が、CLCとSJの協働について話をしてくれました。そして、会場の席の近い者で印象を分かち合いました。私は、40年の自分のCLCの経験から、はじめのうちはSJとCLCとの関係は一つの点だったこと、つまり一人のイエズス会士だけがCLCに一所懸命で、他の誰もCLCの世話をしてくれなかったこと。やがて点がもう少し増えて線となって、関係が点から線になったこと、将来は、すべてのイエズス会会員が、すべてのCLCのメンバーとどこでも協力できる面としての関係に発展していくことを望んでいることを分かち合いました。

 その小さな分かち合いを受けて、全体会があります。講堂のような部屋で、全部で300人はは入れるでしょうか。そこに、同時通訳のブースがあって、参加者は発言のときに自分が使う言語がなにかをまず伝えます。私たちのように英語もフランス語もスペイン語も母国語ではない国代表は、全体会ではほとんど発言しません。もちろん私も英ちゃんもジェリーも、全体会では一度も発言していません。これからますますCLCに加わる国が増えていくことを考えると、言語の不自由さについてもう少し細かな配慮が必要な気がします。
 続いて7時からミサ。その日はラテンアメリカが担当でした。ミサはスペイン語で、まったくついていけません。何をしているかはわかるので、日本語で唱えていました。
そして8時が夕食。あとは部屋に戻って、またアントワンの話を聞きました。

 どこかで、新しく世界CLCのアフィリエート、つまり投票権を持つ正式なメンバーとなる国の承認がありました。プログラムの入れ替えで、どのセッションで行われたのか、確かではありません。このことは次のメールで知らせます。とりあえず、4日目まで。
りゅう


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